早速ではございますが、いざ脱毛をしようと思った時に“白髪の部分は脱毛ができない”という説明を受けたり、注意書きで見かけたことはございませんか?
この記事では脱毛のメカニズムを交えて、なぜ白髪では脱毛できないのか、また脱毛の際の注意点をご説明致します。
今後脱毛メニューを受けようか検討されている方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
なぜ?白髪では脱毛効果が出ない理由
脇やVIOなど、脱毛したい箇所は色々あるけれど「白髪などの色素が薄い毛が生えていると脱毛出来ない!」と聞いたことはございませんか?
実際に、エステサロンやクリニックでも白髪がある箇所は脱毛を断られた、という方もいらっしゃるようでご相談を受けることもございます。
答えから申し上げますと、白髪などの色素の薄い毛は、残念ながら脱毛効果は見込めません。
それは何故なのか?
次の章から詳しくご説明してまいります。
脱毛の仕組みと白髪の関係とは
脱毛方法によってその仕組みは異なりますが、1つを除いて共通しているのは“毛の色素に反応させている”ということです。
現在はクリニックやエステサロンなど様々な脱毛サロンでレーザーや光脱毛などがございますが、その方法は大きくわけて以下の3種類の仕組みになっています。
▼ 医療レーザー脱毛や光脱毛(IPL方式)の場合
医療レーザー脱毛や光脱毛(IPL方式)は、黒い色素(メラニン)にのみ反応するという特性を利用して毛根にダメージを与えます。
主に脇やVIOなど太い毛に著しく反応し、毛の色味が濃いほど高温になるため少し痛みが伴うのも特徴です。
そのため、黒い色素(メラニン)が存在しない白髪には反応しないため、レーザーやIPL方式では白髪の脱毛効果は得られません。
▼ 光脱毛(SHR方式)
SHR脱毛は蓄熱式と呼ばれ、毛包組織と呼ばれる毛穴全体を蓄熱させ毛の成長を遅らせるという効果があり、一部ではその毛穴内のバルジ領域(毛の生産箇所)にダメージを与えるので白髪や金髪も脱毛が出来るという説明を行っているサロンもあります。
※しかし、正確にはバルジ領域のみに狙って熱を加える技術は今のところ無く、また熱を発生させるためにはメラニン色素がなくてはならないため、白髪などの色素の無い毛には脱毛効果はございません。
ただ、産毛や薄く細い毛には多少色素も残っているため熱が発生し、完全な白髪ではない場合は効果が出る場合もございます。
▼ ニードル(針)脱毛の場合
こちらはIPLやSHRが主流になる前に行われていた脱毛方法で、中には受けられたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ニードル(針)脱毛は医療レーザー脱毛や光脱毛と違い、一つ一つの毛穴に針を刺して電流を流す脱毛方法のため、かなりの痛みは伴いますが脱毛の可否が黒い色素(メラニン)の有無に左右されません。
そのため、こちらの方法であれば理論上は白髪でも脱毛効果を得ることが可能です。
上記のように、クリニックやエステサロンで取り扱っている機器のほとんどは白髪に対して脱毛効果は期待できず、どうしても白髪部分の脱毛を行いたい場合の方法としてはニードルのみになってしまいます。
ネットでは様々な情報が多く、特にSHR方式で白髪脱毛が出来ると謳っているサロンも多くありますので、脱毛機器のメカニズムご理解いただき、確実に効果を実感できる方法をお選びいただくことをおすすめいたします。
しかし、そもそも何故“白髪”になってしまうのでしょうか?その理由は“加齢による原因”と“生活習慣”にございました。
白髪が生えるメカニズム
皆さんは「メラニン」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
メラニンとは、よくお顔の悩みとしてシミ・そばかすなどの要因として挙げられることがございますが、肌や瞳の色に加え髪の毛など、私たちの身体の様々な部位の色素を作っています。
メラニンには黒と黄色の2種類があり、黒髪の多い日本人は特に黒のそのメラニン色素が多く存在しています。
その黒いメラニン色素を生み出すメラノサイト(色素細胞)の減少が、白髪が生えるメカニズムとして関係しているのです。
毛根から毛が成長していく一番初めの過程では、毛は無色の状態であり、そこからメラノサイトからメラニン色素を取り込みながら成長し、やがて毛穴から生えてきます。
しかし、年齢を重ねるにつれて今までに分裂した細胞が多ければ多いほど遺伝子が壊れやすく、細胞分裂を行う回数が必然的に少なくなってしまうため、毛に取り込まれる色素細胞の数が減少していってしまいます。
また、加齢以外にも喫煙・偏った食生活・睡眠不足など、体内の細胞を疲れさせることも遺伝子を傷つける要因として挙げられており、これらも白髪を誘発するということも言われています。
このように、新しい細胞が生み出されず毛の中にメラニン色素が取り込まれなくなっていくことで、やがて白髪となってしまうのです。
白髪が生える前に脱毛を!現代のおもいやり“介護脱毛”
名前の通り介護脱毛とは、いずれ訪れるかもしれない“ご自身が介護される未来に備えた脱毛”のことです。
介護をする側の大変なことの中の1つに排泄介助というものが言われており、介護士さんや現在ご両親の介護をされていらっしゃる方など、そのようなご経験から将来のためにVIOの脱毛を行っているそうです。
しかし、年齢と共に毛の量が少なくなり気にならないという方も中にはいらっしゃいますが、VIOは元々毛がしっかりと太く生えている場所でもございますので、自然に完全になくなることは無く、毛の長さなども変わりません。
また前章で白髪のお話をさせて頂きましたが、白髪は髪の毛だけではなくVIOなどの体毛も例外ではございません。
そのため、いざ老後に備えて介護脱毛をしてみよう!と思った時に白髪が多くなってしまっていると、脱毛が出来なくなってしまう可能性があるのです。
白髪が数本程度なら、自己処理も簡単に出来ますが全体的に白髪になってしまった場合、自己処理は難しくなります。
そういった理由から、当店でも40代頃から早めにVIOの脱毛を開始されている方も増えつつあります。
ただ、恥ずかしさやVIO脱毛のイメージがつかずちょっと不安…という方などは、もちろんご相談やご質問もどんどん受け付けておりますので、是非お気軽にお申し付けくださいませ。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
白髪の脱毛は今のところニードル脱毛のみですが、ニードルはかなり強い痛みを伴いますので、白髪が完全に生えてしまう前にお手入れをするのがおすすめです。
残念ながら当店で取り扱っているMasterlightでも白髪は脱毛できませんが、産毛程度の色素が薄く細い毛には効果はあり、程度によって照射可能な場合がございますので、是非お気軽にお声掛けくださいませ!
今後とも、杉並区の浜田山脱毛MISUMIをよろしくお願い申し上げます。
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